番組紹介
売り手と買い手の熾烈な心理戦本物とにせ物のせめぎ合い
競売専門担当者たちの執念とチャレンジ・・・。
韓国の競売会社”ウィルオークション”の新入社員が、毎回与えられた任務を遂行し”スペシャリスト”に成長する過程を描く、青春と成長のサクセスストーリー。
※日本語字幕放送・全12話
出演者・スタッフ
ユン・ソイ (愛してると言ってくれ/グッバイソロ)チョン・チャン(どれほど好きなの/恋人)
キム・ヘリ (趙光祖/シンドン)
イ・ユジョン (ラブストーリー・イン・ハーバード/薔薇の戦争PARTⅡ)
過去のラインアップ
第1話「オークションハウスへの道」 続きを読む | 閉じる
美術品や骨董品などの委託を受け競売を行う会社、オークションハウス。
中堅オークションハウス"ウィルオークション"に入社を果たした新人チャ・ヨンス(ユン・ソイ)が入社早々任されたのは、韓国内に存在すると噂される世界的な名画、ゴッホの"ガシェ博士の肖像"を次回のオークションに出すという大仕事。
彼女は、口は乱暴だが美術品の知識にかけては右に出る者のいない先輩オ・ユンジェ(チョン・チャン)と共に絵の所有者の元を訪れる。
第2話「消えた"楽園"」 続きを読む | 閉じる
ウィルオークションのスタッフは、近く開催される競売会の準備に追われていた。
目玉となる作品は巨匠ユン・チャンギの"楽園"。
落札価格は30億を下らないと予想されるこの名画は、事前の下見会で披露され大きな話題をさらう。
しかしオークション当日、厳重な警備のもとに保管されていたはずの"楽園"が消えてしまう。
壁に残されていたのはモナリザの絵はがき。
ヨンスとユンジェはそのはがきをヒントに消えた絵の捜索を開始する。
第3話「ひまわり」 続きを読む | 閉じる
ヨンスは贋作家の娘だった。
それを知ったミン理事(キム・ヘリ)は彼女に解雇を言い渡す。
何とかして会社に残りたいと嘆願するヨンスは、理事から1つの条件を出される。
韓国屈指の美術品コレクターとして知られるソン・チョルマン会長から作品の委託を受けられたら解雇は撤回するというのだ。
ユンジェのアドバイスにより、厳格で頭の固い会長と親しくなることに成功したヨンス。
しかしホッとしたのもつかの間、会長は彼女に委託の交換条件としてある難題をもちかける。
第4話「秘密と嘘」 続きを読む | 閉じる
ウィルオークションの競売にかけられ、二十数億円の値がついたキム・ウチャン画伯の名画「女性の誕生」。
ある日、この絵はキム画伯の作ではないとの衝撃のニュースが届く。
偽物だと主張するのは絵のモデルとされるパク・インヒ。
認知症を患い現役を退いたキム画伯は、現在長年連れ添った妻に手厚い介護を受ける身だ。
一度買い手のついた絵が再鑑定されるという非常事態に、ヨンスらスタッフはその真偽を確かめるため調査に乗り出す。
第5話「オランピア」 続きを読む | 閉じる
ウィルオークション主催のワイン試飲会。
多くの招待客が集うその会場で、泥酔し醜態をさらす1人の男がいた。
すっかり身を持ち崩し、この3年間一作も描いていないかつての天才画家チョ・スンジュン。
彼は偶然目にしたヨンスを気に入り、自分の絵を委託したいから彼女を家に寄こすよう連絡してくる。
画壇の風雲児の作品を入手するチャンスを逃したくないヨンスはさっそくスンジュンの家を訪れるが、彼の専門が女性のヌード画だと知らされ不安に駆られる。
第6話「呪いのダイヤ」 続きを読む | 閉じる
ある日、ウィルオークションにダイヤの指輪を出品したいという顧客からの電話が入る。
電話の主は、最後の主演作の撮影中に事故に遭って以来一線を退いている映画女優。
日本の作家小崎藤洋のものだったというそれは、持ち主が次々と不幸に見舞われる呪いのダイヤだった。
海外出張中の理事にかわり競売会の指揮を任されたナギョンは、このダイヤをメインの品に据えようとする。
その頃、小崎の孫ミヤが祖父の指輪を取り戻すべくソウルに向かっていた。
第7話「金銅仏像の微笑」 続きを読む | 閉じる
ある日ウィルオークションに持ち込まれた1枚の仏画。
それは10年前に天皇寺から盗まれた絵に酷似していた。
ミン理事は極秘に鑑定を手配する。一方、ヨンスは偶然目にした写真から、ユンジェがある事件で有罪になり、業界から追われた過去を持つことを知る。
その頃ユンジェは、彼の有罪をくつがえす証拠を握るナオキという日本人から奉恩寺の金銅仏像を手に入れるよう要求される。
第8話「取り返しのつかない・・・」 続きを読む | 閉じる
女性初の競売師として脚光を浴びるミン理事は、テレビ出演や競売準備に追われ多忙な日々を送っていた。
そんな彼女のもとに嫌がらせの手紙や脅迫電話が相次ぐ。
それを知ったユンジェは独自に犯人捜しを始めるが、理事に恨みを持つ者は数多く、なかなか特定できない。
そんな中、顧客が送りつけてきた人形から盗聴器が見つかる。送り主の名はパク・ミノ。
聞き覚えのある名を耳にして首をかしげる理事の周辺で、さらに不可解な出来事が・・・。
第9話「アンダービッダーの秋」 続きを読む | 閉じる
次回の競売のメイン作品は、その年最高額での落札が推定される巨匠イ・ジョンチョル作"引き潮"。
それは、ミン理事が2年もの間競売に出品しようと手を尽くした末あきらめた作品だった。自分の不在中、ユンジェが"引き潮"の委託を受けたことを知り、理事は敗北感を覚える。
同時に、ユンジェは世界的なオークションハウスであるサザビースの人事担当者からヘッドハンティングを受けていた。
それを知った理事の脳裏に過去の苦い思い出がよみがえる。
第10話「11番目の絵」 続きを読む | 閉じる
将来が有望視される新進気鋭の画家パク・ミングン。
ウィルオークションは韓国ギャラリーのノ・キョンジャ館長の協力により、彼の特別展を開催。連日多くの客が詰めかける。
会場を訪れたパク・ミングンは、1枚の絵の前で思わず足を止めた。
「復活」と名付けられたその絵は、パク本人によるとごく初期の頃描いたものだという。
不思議なことに、その絵は展覧会の目録には載っていなかった。
出品の経緯を把握するため、ヨンスとユンジェは「復活」の委託者を訪ねる。
絵の持ち主はイ・ジウンという盲目の青年だった。
第11話「僕たちが守りたいもの」 続きを読む | 閉じる
作品収集ノルマを達成するため必死に駆け回るウィルオークションの社員たち。
有名画家の絵を委託されるはずだったドヨンは所有者の心変わりで当てが外れ、資産家との幅広い交友関係を持つナギョンはコネを使ってノルマを達成する。
そんな中、財界人の2世が集まる会員制クラブから、メンバーが所有する美術品を集めて競売会を開きたいとの話が持ち込まれる。
金持ちの道楽に協力する必要はないと否定的なユンジェに対し、ミン理事は人脈を作るのにいい機会だとその話を受ける。
第12話(最終話)「強く願えば・・・」 続きを読む | 閉じる
年末競売会の準備で慌ただしい雰囲気のウィルオークション。
その年最大規模となるそれはイベント競売とメイン競売という二部構成で行われるという。もっとも独特で新鮮な企画を考えた者に当日のイベント進行を任せると言われた社員たちは斬新な企画を出そうと必死になる。
いつか進行役をしたいと夢見てきたヨンスは、このチャンスを逃すまいとあれこれ頭を悩ませるがいいアイデアが出ない。そんな彼女のもとに1本の電話がかかってくる。
絵を買いたいという電話の主は、何と幼い子供だった。
韓国ドラマにありがちではなかったのと、粋なお話で気に入ってます。
韓国ドラマはいつも、パターンが単純とされるかたもいますが、こんな韓国ドラマもあるんだよ、と知らせたいほどです。