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紀行・教養・ドキュメンタリー

お伊勢さん

© 三重テレビ放送

お伊勢さん

番組紹介

お伊勢さんと親しく呼ばれ、2013年に式年遷宮を迎えた伊勢神宮。
式年遷宮を中心に、なぜ伊勢神宮に魅せられるのか、伊勢参りに何を求めてきたのかに迫ります。

出演者・スタッフ

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番組ナビゲーター:夢輝 のあ

過去のラインアップ

第1回「倭姫命と斎王」  続きを読む | 閉じる

天照大神はなぜ都から離れ伊勢にまつられたのか。番組では、宮中に奉祀していた天照大神を遷し、とこしえにおまつりする地をもとめた「御杖代」倭姫命の旅、そして天皇の名代として神宮の祭祀に仕えた斎王を紹介。大和・大神神社での神婚譚を編み込み、伝説を舞台化した能「三輪」なども訪ねながら、古代の日本人の精神世界を描く。神宮の鎮座神話をひもとき、神話が現代に語り継ぐものを探る。

特別出演:神宮大宮司 鷹司尚武
ゲスト:阿川佐和子、白洲信哉

第2回「神宮125社まいり」  続きを読む | 閉じる

伊勢神宮の内宮、外宮はよく知られているが、実は「神宮125社」と呼ばれる別宮・摂社・末社がある。なぜ、神宮には多くのお宮・お社があるのか。そこでは、何が祈られているのか。外宮から宮川を渡った度会郡玉城町に足を運んだ俳人・黛まどかさんが皇學館大学教授の櫻井治男さんに125社の分布や歴史、そこから見る、日本人の祈りについて話を聞く。また海岸鎮護の神様を祭るお社・粟皇子神社を巡って感じた想い、俳句から読み解く日本人の心とは。さらに、地元の人々と神宮125社の関わりを探る。
また日本三大御田植祭の一つに数えられる伊雑宮の御田植式に密着。地元の人々はなぜ、御田植式にこだわるのか。
一方、夢輝のあさんは神宮と崇敬者とをつなぐ架け橋として様々な活動を行っている伊勢神宮崇敬会が主催するツアーに同行。1年で3回行われ、125社全てを巡るこの2泊3日のツアーは、年々参加者が増え、リピーターがいるほどの人気。
夢輝さんは月夜見宮や清野井庭神社、草奈伎神社、大間国生神社などを巡り、参加者の声を聞いた。神宮125社はなぜ作られ、現代まで大事にまつられてきたのか。そして人々は、なぜ巡るのか。「神宮125社」から日本人の心を探る。

ゲスト:黛まどか(俳人)、櫻井治男(皇學館大学教授)

第3回「神宮神田の一年」  続きを読む | 閉じる

「いただきます」毎日私たちが食べる主食・お米。このお米に対する特別な思いは、どこから来ているのか。春まだ浅い2月17日、伊勢神宮では、重要なおまつりが毎年行われている。としごいのまつりといわれる「祈年祭」。『とし』とは、一年のこと。早くも春の耕作が始まるにあたり、五穀豊穣、豊かな稔りを神さまにお祈りする。外宮では午前4時に、天照大神をはじめ神々にお食事を供える「大御饌の儀」が行われ、午前7時から天皇陛下の勅使によって、奉幣という布をお供えする「奉幣の儀」が神職らによって厳かに執り行われる。そして、内宮でも行われ、引き続き2月23日まで、神宮に関わる125社すべての神社で祈年祭は執り行われる。五穀豊穣を祈って、あらかじめ祝う、予祝行事である祈年祭をはじめ、年間1500回を数える神宮のおまつりには、米作りへの畏敬の心が根元にある。
私たち日本人の食に欠かせないお米を、伊勢神宮はなぜ、古代から作っているのか。また、神様とお米は、どのような関わりがあるのか。神宮神田の一年を見つめ、そこに携わる人々の想いに触れ、改めて日本人とお米について考える。

ゲスト:山口剛(神田作長)、石垣仁久(神宮司庁)

第4回「式年遷宮の経済」  続きを読む | 閉じる

莫大な費用のかかる遷宮は誰が支えてきたのか。神さまの鎮まる社殿を新しく建て替え、神さまにお遷り頂く「遷宮」。始まりは今から1300年前の飛鳥時代。内宮が690年、外宮が692年に第1回が行われたと伝わる。伊勢神宮ではそれを20年に1度という式年で行っているが、そこには膨大な費用がかかる。時を越えて平成の世にも受け継がれてきた式年遷宮はなぜ続いてきたのか、誰が支えてきたのか。俳優・石坂浩二さんをゲストに迎え、1300年の歴史をひもとく。石坂さんと神宮司庁広報室・河合真如室長の対談では、式年遷宮の始まりや、なぜ建て替えるのか、どうして20年なのか、そしてその精神などを考える。遷宮は、戦などにより室町時代には100年以上にわたり途絶えた。式年遷宮最大の危機を救ったのは―。そして太平戦争が終わった翌年、当時神宮祭主だった北白川房子さんを総裁とする伊勢神宮式年遷宮奉賛会が発足し、全国から遷宮資金を集めた。伊勢市観光協会の山中隆雄元会長に当時の様子を伺う。また、夢輝のあさんは現在調査中の旧丸岡邸を訪問。再現された御師のもてなし料理とは。

出演者:石坂浩二(俳優)
    河合真如(神宮司庁・広報室長)
    中路融人(日本画家・文化功労者)
    山中隆雄(伊勢市観光協会元会長)

第5回「お伊勢参り」  続きを読む | 閉じる

「一生に一度はお伊勢さん」。庶民にとってお伊勢参りとは、何だったのか。太平の世となった江戸時代、お伊勢参りは庶民の憧れといわれ、全国津々浦々から伊勢を目指して人々がやってきた。人々は伊勢講を組織し、お金を貯め、農閑期を選んで代表者がお参りをした。峠を越えたり、川止めにあったり、時には怖い思いをしながらも、街道沿いの名所旧跡に立ち寄り、伊勢を目指した。大阪から見れば東に位置する伊勢神宮へ向かうお伊勢参りの旅が、東の旅。落語「東の旅」を演じる落語家・桂文珍さんがおはらい町を歩き、旅を楽しんだ当時を思い返すほか、『東海道中膝栗毛』にも登場する、江戸時代に創業し戦災を逃れ、往時の古市を語る貴重な存在である麻吉旅館で「七度狐」を演じる。また夢輝のあさんは、お伊勢参りにかかせない寺社仏閣を巡る。お伊勢参りを通して、祈りを楽しんだ日本人の旅、「お伊勢参り」の意味を問う。

出演者:桂文珍(落語家)、金森敦子(作家)

第6回「神宮の音楽」  続きを読む | 閉じる

日本神話では、天岩戸に姿を隠した天照大神が、歌や踊りに誘われて岩戸を開いたとされる。なぜ、音楽を神様に捧げるのだろうか・・・。
神宮のお祭りには、音楽や舞がつきものである。神宮には雅楽部という神様専属のオーケストラがある。古くから伝わる歌舞はどのように伝えているのか。雅楽とはどのような音楽なのか。神職を養成する神道学科が設けられ、神宮とはゆかりが深い皇學館大学(伊勢市)にも雅楽部があり、神宮楽師から直接指導を受ける。なぜ皇學館大学の若者は古来の音楽に惹かれたのか。「神様と音楽」のつながりの中から見えてくる音楽の力とは。去年、皇學館大学創立130周年記念の式典で一緒に演奏し、講義を行うようになった東儀さんが訪ねる。

出演者:東儀秀樹(雅楽師)

第7回「祈りのかたち、神宮の建築」  続きを読む | 閉じる

日本の神社建築の中でも、最も古い形式とされる伊勢神宮、出雲大社、住吉大社。その形と由来を知る。今年5月、遷宮が行われた島根県の出雲大社。大国主命をまつり、縁結びで知られる古い神社である。伊勢神宮は20年ごとに遷宮を行うが、出雲大社は60年を式年として、遷宮を行う。奈良県の纏向遺跡からは、伊勢神宮と出雲大社とよく似た形の建物が同じ敷地内から発見。なぜ、その形をしているのか、古い建築の形を探る。20年に1度の式年遷宮によって、今に受け継がれてきた伊勢神宮の社殿。その木造建築のかたちには、古代の人々の祈りの心が込められていた。それを1300年もの長きにわたり、人から人へと連綿と伝えられてきた。古代の形はどのようにして現代に伝えられてきたのか。神さまの社殿を造るとはどのようなことなのか。"受け継がれる日本の心と形"をさぐる。

出演者:高松伸(建築家・京都大学名誉教授)

第8回「神宮の営みと日本人の自然観」  続きを読む | 閉じる

日本に古くからある神道という宗教では八百万の神が信じられ、古木や山だけでなく、森、川、海にも神が宿るとして、信仰の対象としてきた。その神道の聖地、伊勢神宮では、神宮を取り巻く自然の中で得られた海の幸、山の幸を神さまに供えてきた。フリーアナウンサー・草野満代さんが海女漁の盛んな鳥羽を訪れ、海女さんたちの自然観を聞く。人と自然がともに生きるとは、どのようなことなのか。神宮と自然について考える。

出演者:草野満代(フリーアナウンサー)
    森誠一(岐阜経済大学教授)
    倉田克彦(神宮司庁営林部神宮技師)
    宮脇昭 (横浜国立大学名誉教授理学博士)
    スヴェン・ヴァス(デンマーク建築家)
    前野博紀(華道家)

第9回「神領民の心意気」  続きを読む | 閉じる

伊勢神宮のお社に敷き詰めるお白石を運ぶ「お白石持行事」は、社殿の御用材を運ぶ「御木曳」とともに、旧神領民といわれる伊勢市民と全国からの崇敬者、特別神領民が参加できる行事で、地域の伝統行事として続けてられてきた。彼らは数年前から何度も川原へ行っては白石を探し、集めてきた。伊勢の人々のあつい思いを込めた夏が終わると、いよいよ10月には第62回式年遷宮のクライマックスである「遷御の儀」が行われる。10月の遷御を前に、夢輝のあさんが伊勢の町を訪ね、神さまのお膝元である神領に生きる人々の心意気を探る。

出演者:石坂浩二(俳優)

第10回 内宮「遷御の儀」  続きを読む | 閉じる

「遷御の儀」が執り行われ模様をお伝えする。神宮式年遷宮は、20年に一度神宮の社殿を建て替え、神宝類も新調して大御神に新宮へお遷りをいただく我が国最大のおまつり。「式年」とは定められた年限、「遷宮」とは社殿をお遷しすることである。神宮式年遷宮の起源は古く、飛鳥時代後期の第41代持統天皇の4年(690年)に第1回式年遷宮が行われてから、1300年にわたって繰り返し続けられ、今回は平成16年の御聴許から準備が進められている。神宮に詳しい方をゲストに、遷御を間近にした感想や、永遠のシステムなど、シリーズ全10回を通して追ってきた遷宮行事から見えてくるもの「日本人のこころ」を探る。8年間追い続けてきた遷宮行事を振り返るとともに、夢輝のあがこれまでの取材振り返る。

出演者:檀れい(女優)
    清水潔(皇學館大学・学長)
    北白川道久(神社本庁統理・前神宮大宮司)
    吉川竜実(神宮司庁・広報課長)
    一色克美(三重テレビアナウンサー)

番組へのメッセージ

合計9件 最新の4件を表示

 

coco

2020の今だからこそ
この番組が必要だと感じています。

是非、再放送をお願いします!!

2020/09/11(金)01:09

 

光子

日本人の心の原点に触れることができる番組をありがとうございました。
とても素晴らしかっただけに、録画に失敗して視聴が叶わなかった回もあり、残念でなりません。
またいつか、再放送をよろしくお願い致します。

2015/08/04(火)11:42

 

おねがい

再放送、もしくはオンデマンド配信販売でも御願いします。

2015/05/27(水)19:38

 

いっとく

 お願いです、第1回の再放送お願いしますm(__)m 第2回から見たらとてもいい番組でした。第1回を見逃していたので是非とも、第1回だけでも再放送をお願いします。

2015/05/05(火)22:44

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