番組紹介
南太平洋、仏領ポリネシア・タヒチは、人々にとってこの世の楽園であると同時に、野生のイルカやマンタ、サメ、そして珊瑚礁などの海洋生物にとってもサンクチュアリとなっています。
中でも、タヒチ島から南へ664㌔の南極にほど近い南回帰線の近くに点在するオーストラル諸島のひとつ、ルルツ島には南極海に生息するザトウクジラが子育てをする入り江があることでも知られています。
この番組は、世界中のダイバーの憧れの海、タヒチ・ランギロア島の険しくも美しい水中と、そこに棲むイルカやサメ、海がめなどの海洋生物、そしてルルツ島で子育てをするザトウクジラを3D立体映像の臨場感あふれる美しい映像で紹介するものです。
水中撮影は世界70カ国の海を潜り、撮影してきた水中カメラマンの石川肇さんが3D初挑戦。タヒチの海の魅力にとりつかれ、20年前からランギロア島に住み、ダイビングサービス「ブルー・ドルフィン」を経営するインストラクター・喜田純子さんの全面バックアップにより、臨場感あふれる海中映像を立体的に表現することが可能となりました。
撮影用の3Dカメラは、パナソニック株式会社の全面協力を得て、同社が世界に先駆けて発売した一体型二眼式3Dカメラレコーダー「3DA1」を使用。日本BS放送株式会社は、このカメラのために水中ハウジングメーカー・株式会社フィッシュアイに専用のブリンプを開発発注し、撮影に挑みました。
また、タヒチ観光局、タヒチのナショナルフラッグ・エアタヒチヌイの全面的な制作協力の下、長期ロケを敢行。ザトウクジラの親子の姿を3D撮影することに成功しました。
この番組は、3D立体映像です。
3D放送をご覧になるためには、3D対応テレビと付属の3Dメガネが必要です。
通常のテレビでご視聴される場合は、2画面となります。
3D映像の見え方や疲労の感じ方には個人差があります。
3D映像が苦手な方、睡眠不足の方、
二日酔いなど体調が優れない方は2D映像でご覧になることをお奨めいたします。
なお 視聴年齢は、およそ5~6歳以上が目安です。
保護者は十分に気をつけてください。
出演者・スタッフ
石川 肇(いしかわ はじめ) 1962年、東京生まれ 水中撮影のパイオニアで、ダイビングの専門誌を発行する(株)水中造形センターのチーフカメラマンとして、カリブ海・中南米・アメリカ合衆国・ミクロネシア全域・ASEAN諸国など、主に赤道付近の島々を取材。過去20年間で70カ国の海を潜る。写真と映像は、雑誌や観光局、エアラインの発行物、ポスター、テレビCM(「アサヒ飲料 スーパードライ・マンタ編/2003年CM出演」)、ドキュメンタリー番組などに使用される。2000年に独立後、現在まで、「海」をテーマに撮り続け、講演活動やテレビ、ラジオ出演など幅広く活動中。
喜田 純子(きだ じゅんこ) 1962年、大阪生まれ フランス領ポリネシア(タヒチ・ランギロア島)のダイビングサービス「ブルー・ドルフィン」オーナー。タヒチ在住20年。仏領ポリネシアで、ダイビングの正式なインストラクターとなった初の外国人。石川肇とは20年来の仲間でもある。
今やテレビはどこの店に行っても3D対応ですと言って宣伝しているが、放送たるや非常に少ない。テレビを買った者にとっては残念なことである。BS11は無料で放送をしてくれるだけでもありがたい。願わくは、スポーツ番組も企画してほしい。