第16回  風神雷神と戦国武将たちの想い 建仁寺

風神雷神と戦国武将たちの想い 建仁寺 第16回

京都最古の禅寺・建仁寺を訪ねる。
建仁寺は建仁2年(1202)に栄西禅師を開山として創建。境内には俵屋宗達作の国宝「風神雷神図屏風」など、数多くの歴史的文化財が残されている。また、建仁寺は豊臣秀吉に仕えた安国寺恵瓊、織田信長の弟で茶人でもある織田有楽斎、そして軍師・黒田官兵衛の子、黒田長政など戦国武将と縁の深い寺としても知られ、彼らが過ごした建仁寺の塔頭寺院にも足を運び、乱世の世を駆け抜けた人々に想いをめぐらす。

解説:川嶋渉(京都市立芸術大学 准教授)他