第3回  伊達政宗〜独眼竜が夢見た天下〜宮城・仙台

伊達政宗〜独眼竜が夢見た天下〜宮城・仙台 第3回

戦国時代、天下獲りの野望をたぎらせた独眼竜・伊達政宗。彼は生まれてくるのが30年遅かったと言われている。若干23歳で東北の覇者となったとき、既に天下は豊臣の手中に収まらんとしていた。さらに徳川が江戸幕府を開くと、時代は泰平の世へと変わる。政宗が仙台の地に城を構えたのは丁度この頃。平和な世の中にはおよそ相応しくない実戦向きの山城、堅固な城下町、そして遠くローマに派遣した使節団...、政宗は野望を最期までを捨てず、虎視眈々と天下を狙い続けていた。美しい仙台の町で政宗が抱いた大いなる野望を追う。