半次郎

半次郎 © 2010「半次郎」製作委員会

明治10年西南戦争―日本最後の聖戦に挑んだ男たちがいた。

半次郎 © 2010「半次郎」製作委員会

幕末―若き英傑たちによって時代は切り拓かれ、維新は成った。しかし、新政府が設立されてわずか10年後の明治10年(1877年)、国中を揺るがす大事件・西南戦争が勃発する。国論を二分したこの戦争は、戦闘期間7カ月以上、戦死者は官軍:約6,890名、薩摩軍:約7,200名を数える日本最後にして最大規模の内戦であった。 薩摩軍の盟主は西郷隆盛。そしてその傍らには必ずある男の姿があった。彼の名は中村半次郎、後の名を桐野利秋。剣の腕は抜群、性格は豪放磊落。常に私心なく、情誼に厚く、節義を重んじる。京都での薩長の争いに始まり戊辰戦争、西南戦争まで、幕末維新の乱世を疾風のごとく生き抜いた快男児である。
「たとえ犠牲を払うても、捨てちゃならんもんがある。オイどんたちが戦う意味は必ずや誰かに届く」
"男が男らしく、侍が侍らしく生きたこの時代"のこの真直ぐな物語を今、混迷の時代に生きる全ての人に捧ぐ!

【スタッフ】
監督:五十嵐匠

【キャスト】
榎木孝明
AKIRA(EXILE)
白石美帆
津田寛治
坂上忍
永澤俊矢
北村有起哉
雛形あきこ
葛山信吾
竜雷太


(2010年、日本)