第2回  イギリス 名作と歴史の舞台を訪ねて

イングランドとスコットランドの境界に位置する町カーライルから南下し、「ピーターラビット」の故郷として知られる湖水地方を巡ります。その後、長編小説「嵐が丘」を書いたブロンテ姉妹の育った町ハワースヘ、名作の舞台となった荒野に姉妹の足跡をたどります。産業革命発祥の地の一つシュールズベリーでは、世界遺産のアイアンブリッジを見学、さらに保存鉄道「セヴァーン・ヴァレー鉄道」に乗車し、ボランティアとして鉄道を守る人々に出会います。そして劇作家シェイクスピアの生家のあるストラトフォード・アポン・エイヴォンやコッツウォルズ地方へ。田舎町バイブリーは、ハチミツ色をしたライムストーンで出来た家が並び、イングランドで最も美しい村とも言われています。さらに学問の都オックスフォードを経由し首都ロンドンへ。西海岸幹線を南下し、名作の舞台を訪れながら、この国が育んだ文化の息吹を感じます。