第5回  ドイツ ライン川を下り北海の港町へ

「ドイツの父なる大河」と呼ばれるライン川。その世界に名だたるライン川景勝ルートを鉄道で巡り北海へ続く港町を目指します。まずは金融都市のフランクフルトから、インタ―シティーでブドウ畑の車窓風景を楽しみ小さな村へ。昔ながらの旅籠や酒場が並ぶ可愛らしい村リューデスハイムで、リースングの白ワインと伝統料理を味わいます。そして世界でも珍しい水の重みを利用したネロベルク登山鉄道に乗り込み、環境先進国の歴史を実感します。さらにインターシティーでライン川に沿って北上、車窓には伝説を持つ岩山ローレライや、古城の数々が移り行きます。世界遺産に指定されるケルン大聖堂を訪れた後、高速列車ICEで向かう先は、グリム童話「ブレーメンの音楽隊」で知られるブレーメンです。自由都市ハンザの都ブレーメンとハンブルクを結ぶ地域鉄道メトロノームに乗車、旅のエンディングに港町の美しい夜景を楽しみます。