第7話  アナウンサーの道へ

見事合格を果たしたソンミとヨンミ。新人アナウンサーとして意気揚々と一歩を踏み出すものの、待っていたのは先輩からの厳しい特訓の日々だった。何でも完ぺきにこなすヨンミはさっそくMBSの看板アナウンサーであるジュヒに気に入られ前途洋々。一方のソンミは、ミスの連続で落ち込みぎみの毎日だった。そんな彼女の大きな慰めとなったのは、MBS企画理事に就任し新しい番組を作ろうと意欲に燃えるヒョンチョルだった。しかし彼は、ソンミには自分が理事であることを打ち明けないままでいた。つらい時にはどこからか現れてあたたかく包んでくれる先輩ヒョンチョルの存在は、ソンミのなかで徐々に大きくなっていく。またヒョンチョルも、ソンミと会っている時間が大きな慰めとなっていた。