第6回  ドイツ 大作曲家の足跡を訪ねて

ベートーヴェンやワーグナーなど、世界的な音楽家を生んだ国ドイツ。今回の旅は、旧東ドイツ圏の音楽の都を巡る旅です。ハンブルクは、ブラームスが生まれた町。彼が洗礼を受けた聖ミヒャエル教会やブラームス博物館を巡ります。その後インターシティーで向かう先は、バルト海の港町ロストックです。ドイツの芸術界を支えるロストック音楽・演劇大学を訪れた後、交易都市ならではの料理を探し波止場のレストランへ向かいます。郊外にあるモリー鉄道は、今も地域の足として、まるで路面電車の様に街中を走る蒸気鉄道です。続く訪問地は首都ベルリン、戦勝記念塔やベルリンの壁など激動の時代の名所を巡ります。さらに高速列車ICEで、バッハ、メンデルスゾーン、リストに所縁の深いライプツィヒへ向かいます。この町でも、バッハの墓所トーマス教会やシューマンが通ったカフェ・バウムを訪れ、大作曲家達の足跡を訪ねます。