3月20日  山口 香(筑波大学大学院 体育系准教授)

「成熟国家のオリンピック・パラリンピック」とは?

日本女子柔道界初の世界選手権金メダリストの山口香さんは、競技生活引退後一貫してスポーツマネジメント教育に力を注いでいます。スポーツにおけるマネジメントは選手の育成方法からスポーツ全体の普及、発展のために何が必要かを系統立てて考えることが主眼。「これまで金メダルは"たまたま"いい選手、いいコーチがいて取れただけ」と言い切る山口さんは、JOC理事として2020年東京オリンピック・パラリンピックを「成熟国家」としての大会と提唱する。メダル数に拘るのでなく、"たまたま"の成績でもない、「マネジメント」されたオリンピック・パラリンピックとは具体的にどんな大会となるのかを、コナミ取締役も務める山口さんに伺います。