第48回  明智光秀が見た丹波路の至宝 光明寺 福知山城

明智光秀が見た丹波路の至宝 光明寺 福知山城 第48回

かつて、福井県の若狭と京の都を結ぶ交通の要衝として栄えた京都府北部・綾部市。今回は、綾部市内の山奥にある光明寺と、戦国の武将・明智光秀が築いた福知山城を訪ねる。君尾山(きみのおさん)の中腹にある光明寺は、聖徳太子が創建したと伝えられる京都でも古いお寺の一つ。険しい山の中にある境内には鎌倉時代に建立された国宝・二王門が、その堂々とした佇まいで、創建当時の面影を伝えている。一方、本能寺の変で主君の織田信長を討ち、とかく悪者のイメージで知られる明智光秀。光秀とは一体どんな人物だったのか?番組では、国宝・二王門の魅力について紐解くのはもちろん、光明寺と光秀との意外な関わりや、彼がなぜ福知山に城を構えたのか、そして、彼が残したものについて、光秀が祀られた御霊神社も訪ねながら考えていく。

解説:直木賞作家 安部龍太郎さん  ほか