第参骨   夏に眠る骨

山へ『骨探し』に来た櫻子と正太郎は、またしてもそこで白骨遺体を発見してしまう。後日、その遺骨はクラスメイト鴻上百合子の祖母のものだったと分かる。百合子の祖母は生前、認知症の夫を献身的に介護していた。それを苦にした自殺・・・という説明に納得できない百合子は、櫻子に祖母の死の謎を解いて欲しいと懇願する。櫻子が導き出した意外なその『理由』とは・・・?