第陸骨  アサヒ・ブリッジ・イレギュラーズ

夏祭りに来た鴻上百合子は、友人とはぐれてしまう。ふと見た橋上に、暗い表情で川面を見つめる黒衣の女がいることに気づく。「まさか!」と自殺を疑う百合子。女はそのまま立ち去るが、百合子は女が残した手紙を見つける。中には遺書めいた言葉とダイヤモンドのリング・・・何としてでも自殺を思いとどまらせたい百合子は、祭りの監督に来ていた教師の磯崎、パトロール中の内海を巻き込んで、女を探し始めるのだが・・・。