第13回  江戸の街は巨大パワースポットだった!?

江戸の街は巨大パワースポットだった!? 第13回

様々なご利益があるとされ人気のパワースポット。今回は、歌舞伎俳優・尾上松也が東京都内にあるパワースポットを巡りながら古地図で謎をひも解いていきます。パワースポットブームの火付け役といえば金運上昇にご利益があるとされる「清正井」。戦国武将・加藤清正が掘ったとされる井戸ですが、古地図には加藤家ではなく井伊家の文字が。はたしてその真相とはいったい。ご利益を求めて様々な場所を訪れる文化は江戸時代からありました。その証拠となるのが「江戸神仏願懸重宝記」。江戸の町31カ所の寺や神社が掲載された、いわばパワースポットのガイドブックです。その中には、今も残る願掛場がいくつもありました。「高尾稲荷神社」や「南蔵院の縄地蔵」に江戸の人々が託した願いとは。また、願掛けは徳川家康が江戸を築き上げる上でも重要な要素でした。江戸城からの方角が強く意識され、街全体が巨大なパワースポットだっという江戸の正体とは。

古地図案内人 津川康雄(高崎経済大学地域政策学部教授)