第56回 天神信仰から生まれた美と華~北野天満宮
今回は京都市上京区にある北野天満宮を訪ね、天神信仰がもたらした国宝の社殿と縁起絵巻の美しさに迫る。平安時代の公家で学者としても知られる菅原道真公が祀られ、「北野の天神さん」として親しまれている北野天満宮。
学問の神、書道の神、また、梅の花とゆかりの深い場所として多くの参拝者が訪れる。番組では、国宝に指定されている八棟造りの社殿や、境内に残る国宝の絵巻物「北野天神縁起絵巻」を見ながら天神信仰の本質に迫る。
また、神社の東に広がる京都五花街の1つ「上七軒(かみしちけん)」も訪ね、お茶屋文化の魅力も伝える。絢爛豪華な桃山文化を今に伝える社殿の美と花街の華の知られざる関係とは・・・