第3話  風の行方

ミドリには大事な友達がいた。厳しい戦闘訓練の最中にその友達の事を思い出していたミドリは、制止の指示を無視して激しい攻撃を続けてしまう。ミドリにとって友達との過去の記憶は、ディバインゲートを目指す大きな動機だった。その頃世界評議会では、聖王アーサーが『ディバインゲート』へ向かう決意を告げていた。