第3回  フランシスコ・デ・ゴヤ号~花の都パリから情熱の国スペイン・マドリッドへの旅

フランシスコ・デ・ゴヤ号~花の都パリから情熱の国スペイン・マドリッドへの旅 第3回

スペインが誇る画家ゴヤの名前を冠した列車「フランシスコ・デ・ゴヤ号」は、フランスの首都パリとスペインの首都マドリードを結ぶ、タルゴ社所有の豪華なホテル列車。国境を越えて走るゴヤ号の最大の特徴は、レール幅の違うフランス・スペイン間の走行を可能にした、軌間を変換するシステムである。国境付近で特殊装置上を通過するだけで、列車の軌間が変更される。

この列車の旅はフランスから始まり、出発前に華の都パリの様子を紹介する。エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、凱旋門、シャンゼリゼ通り、コンコルド広場、モンマルトルの丘と続く。列車がパリを出ると、豪華な車内の様子も織り交ぜながら、列車が通過する各地を紹介していく。

フランス、ロワール地方のシュノンソー城、さらに国境を越えて、いよいよスペインに入る。ブルゴス、城壁に囲まれたアビラ、エル・エスコリアルの宮殿を見てから、列車は最終目的地マドリードに到着する。マドリードではマヨール広場、プラド美術館、闘牛場を見て、本場スペイン料理に舌鼓を打つ。