第19回  1300年の歴史 人はなぜ伏見稲荷大社に向かうのか?

1300年の歴史 人はなぜ伏見稲荷大社に向かうのか? 第19回

①なぜ古地図に本殿が描かれていないのか
②江戸時代に鳥居が急増した理由
③清少納言・豊臣秀吉もすがったご利益とは
京都が都になる以前から存在し、今もなお多くの人々から信仰を集め続けている伏見稲荷大社。平安時代には清少納言も参拝し、豊臣秀吉は母の病気の治癒の御礼として楼門を奉納したとされています。そんな伏見稲荷大社を、歌舞伎俳優・尾上松也と尾上右近が古地図を使って謎解きします。
江戸時代の古地図には、伏見稲荷大社の本殿が描かれていませんでした。
はたしてその理由とは。現在は千本鳥居など、多くの鳥居があることで有名な伏見稲荷大社ですが、かつては数えるほどしかなかったといいます。
鳥居が急増した理由とは。1300年に渡って人々の人気を集め続ける理由を探ります。

古地図案内人 小嶋一郎(京都感動案内社)