第4話  侵入者

晴雪は韓雲渓を捜すため肇臨に協力してもらうが、見つけた韓雲渓は昔の面影もないただの愚鈍な若者だった。一方、深夜に屠蘇への傷薬を届けた少恭は、屠蘇の部屋の付近で芙蕖の姿を見かける。実は姑獲鳥が生きていて芙蕖に取りついていたのだった。陵端が関与していることを知った屠蘇と少恭は、晴雪とともに姑獲鳥を退治し、今回だけは陵端の仕打ちを許すことに決める。騒ぎも収まった中、少恭は死んだ妻の供養のため、密かに屠蘇と下山し灯籠を流す。すると突然、鬼面をかぶった男たちが現れるのだったが...。