第6話  覚醒

再び剣閣に侵入した鬼面の賊を捜すため、陵越は晴雪の法術の助けを借り追跡する。その頃、天墉城のふもとの村では民が襲われる事件が起こったため、屠蘇と少恭は一足先に村へと向かうのだった。調査を続ける2人だったが、村人の逃げ惑う声が聞こえてきたため、屠蘇は突如出現した結界の中へと入り込んでしまう。そこへ少恭を人質に取った鬼面の賊が現れ、屠蘇に焚寂剣を奪ってくるよう命じる。怒りが頂点に達した屠蘇は我を忘れ、天墉城から剣を奪ってくるのだったが...。