第11話  再会

七夕の日、月老廟には良縁を求める女性たちが集まっていた。花摘みの賊を追う屠蘇と晴雪は、賊をおびき寄せるため、孫月言と庭師に紫の蘭を廟へ届けさせる。その頃 方如沁と蘭生の姉弟も廟を訪れていたが、蘭生はひょんなことから遭遇した謎の女に一目ぼれしてしまう。一方 如沁は醜い顔だと因縁をつけられていた孫家の庭師を助けるが、なんと庭師は花摘みの賊だった。如沁がさらわれたと知った屠蘇たちは行方を追うが、その道中 琴川に向かっていた少恭と再会する。花摘みの賊の根城を探り当てた屠蘇は、少恭や蘭生と共に乗り込むのだったが...。