第43話  魂の抜け殻

少恭の作った漱溟丹で屠蘇の母親、休寧は生き返ったが、何日経っても休寧は屠蘇の言葉に反応しようとしない。そんな休寧の様子を見た晴雪は、休寧は生き返ったのではなく、霊のない体だけが復活したと推測、幽都婆に調査を依頼する。そんな折、休寧は屠蘇の目を盗んで朝方に外へと出ていってしまう。太陽の光を浴びた休寧の体が散っていくのを目の当たりにした屠蘇は、怒りで邪気に襲われてしまう。すると そこへ妖魔の力を得た陵端が現れて...。