第20話  2番目の幸せ

ouno_20.jpg 病に倒れていた王妃が、臨海君と光海君の手を握りながらこの世を去る。 正妃を母と慕っていた光海君は、大きな心の支えを失い虚しさを感じていた。 悲しみに暮れる弟に、臨海君は「互いに後ろ盾がなくなった今、対等に闘える時が来た」と不敵に笑う。 そんな中、追放されていたケトンが宮殿に戻ってくる。 宣祖は王妃を亡くした悲しみを忘れるほど喜ぶが、ケトンはある決意を固めていた―