第38回  秀吉が動いた!北条氏繁栄と滅亡への道

Kochizu_38.jpg

①豊臣秀吉と真田昌幸の罠だった?「名胡桃城事件」
②武田信玄、上杉謙信を退けた小田原城の全貌
③氏政自ら北条氏滅亡を選択・・・その理由とは

豊臣秀吉の天下統一、最後にして最大の壁として立ちはだかったのが、東日本最強最大と言われた戦国大名・北条氏。
初代・早雲は室町幕府の高官から大名として独立。以後、北条氏が小田原城を拠点に関東を支配していきます。小田原城は難攻不落の城として知られ、三代・氏康のころには上杉謙信や武田信玄の攻撃をしのぎました。そんな小田原城を、天下統一に向け動きを進める秀吉からの攻撃に備えてさらに強化したのが四代・氏政。北条氏は、秀吉天下統一の最後の砦でもありました。
北条氏に対して秀吉が攻めるきっかけとなった名胡桃城奪取事件は、秀吉と真田昌幸の罠だった!?
秀吉のために生きることを最後まで拒否した氏政が自ら命を絶ち、北条氏滅亡を選んだ理由とは。
小田原合戦の全貌を、歌舞伎俳優・尾上松也と中村隼人が古地図でひも解きます。

古地図案内人:伊東潤(歴史作家)