第72回  家内安全!千日詣りのご利益~愛宕神社・神護寺

家内安全!千日詣りのご利益~愛宕神社・神護寺 第72回

今回は、京都市の北西・標高924メートルの愛宕山に鎮座する愛宕神社と、高雄山の神護寺を訪ねる。
愛宕神社は全国に900を超す分社があり、防火・鎮火の神として古くから厚い信仰を集めてきた。
特に、7月31日夜から8月1日早朝にかけて参拝すると、千日分詣でたのと同じご利益があるとされる「千日詣り」が有名で、全国から大勢の参拝者が険しい山道を登る。
一方、愛宕山を中心とした周囲の山々に建立された5つの山岳寺院の1つ・高雄山神護寺。波乱の歴史をたどったこの寺院には、本尊の薬師如来立像と五大虚空蔵菩薩坐像という、平安時代初期の2つの異なる作風の国宝が大切に残されている。
番組では、神護寺に残る2つの国宝を対比しながら解説すると共に、千日詣りに密着、国宝の仏像たちが見守る中で行われる、人々の幸せを願う営みについて紹介する。

解説:京都市立芸術大学 礪波恵昭准教授 ほか