11月4日  プーチン大統領の野望 北方領土問題進展か?

ゲスト:下斗米 伸夫(法政大学法学部 教授)

12月に1956年(昭和31年)の日ソ共同宣言発効から60周年を迎える。その12月半ば、ロシアのプーチン大統領が来日し、安倍総理の地元山口で会談することが決まっている。安倍総理は、この席で北方領土問題を含む平和条約交渉に向けた動きを加速させようとしていると言われている。
また一部では、北方領土返還に向けた何らかの動きがあるのではないかとの憶測も呼んでいる。G8からも除外され、現在欧米の国々からは孤立状態にあるロシアを相手に安倍総理はどのような外交交渉をしていくのか?
ロシア研究の専門家で先週、ロシアのソチで行われた国際会議でプーチン大統領とも直接会ったという下斗米伸夫法政大学教授に、ロシアが目指していることについて聞く。