第11回 九州航路の謎
桂瑠美子(早乙女)は立花物産社長(山内)の秘書・そして愛人でもある。立花は37歳も違う瑠美子をこよなく愛していた。息子の耕太郎(矢島)、なおみ(円浄)夫婦にしてみれば、老いらくの恋とはいえ、膨大な財産があるだけに面白くない存在だ。4人がカーフェリーで、九州へ家族旅行へ出掛けた。旅の途中、立花が頚動脈を切られ即死した。真っ先に瑠美子が疑われ、耕太郎は財産目当ての殺人だとののしった。なおみは、捜査にあたる海上保安官の牧村(岡部)に「父はあの人のために一億円の保険に入っていた」と告げる。しかも、瑠美子はかつて恋人だった石村(小池)に"2人の間に生まれた子を誤って死なせた"ことをネタに、3千万円よこせと脅かされていた。不利な状況ばかりだ・・・。牧村らの調べで、立花が死亡する直前、耕太郎がこっそり立花の部屋を訪れたことが判明する。
原 作 | : | 夏樹静子 |
脚 本 | : | いのちあき |
監 督 | : | 小原宏裕 |
出演者 | : | 早乙女愛 |
山内明 | ||
矢島健一 | ||
夏八木勲 | ||
岡部健 | ||
内藤剛志 |