3月20日~24日

3月20日(月)
「百条委員会 石原・浜渦発言大検証 水面下交渉の実態とは」

コメンテーター:岩田 公雄(学習院大学 政治学科 特別客員教授)
ゲスト:佐々木 信夫(中央大学 経済学部 教授 / 元都庁職員)、池上 正樹(ジャーナリスト)

混迷を続ける豊洲移転問題。先月都議会は、移転を決めた経緯などを審議する百条委員会を設置した。証人喚問は福永元副知事、大矢元市場長、浜渦元副知事、そして石原元都知事など20人以上。それぞれの証言に食い違いが生じ、石原元都知事の責任問題にも発展しそうな勢いだ。
一方、市場関係者にとっては、今後の行方の方も切実な問題だ。移転延期により豊洲の維持費は1日500万円とも言われている。
築地か?豊洲か?百条委員会の証人喚問を振り返りながら、今後の移転問題を考える。


3月21日(火)
「新時代 今後の米中と日本針路 朝鮮半島情勢の行方は」

コメンテーター:小西 克哉(国際ジャーナリスト)
ゲスト:金子 秀敏(毎日新聞社 客員編集委員)、富坂 聰(拓殖大学 海外事情研究所 教授)

今月5日開幕した中国の全人代で、李克強首相はトランプ米大統領が掲げる保護主義政策に反対し、経済のグローバル化を訴えた。
一方、先月28日の就任後初の議会演説でトランプ米大統領は「米国第一主義」を改めて強調した。
相反する両大国の思惑と歩を合わせるかのように、東アジアの不安定要因が増す。韓国では朴槿恵氏の大統領罷免、北朝鮮ではミサイル発射の強行、さらに金正男氏暗殺への関与疑惑など暴走が続く。
新たな局面を迎える米国と中国は、安保や経済について今後どのような関係を築いていくのか。また、日本や朝鮮半島情勢に与える影響とは?「新型大国関係」を斬る。


3月22日(水)
「北朝鮮危機に森友学園問題、春の嵐を安倍政権はどう乗り越える?」

メインキャスター:生島ヒロシ
ゲスト:伊藤 達也(元金融担当大臣) / 平沢 勝栄(自民党衆院議員)

森友学園への国有地売却問題は、学園の認可申請取り下げ後も新たな疑惑が続出し、一向に収まらない。
森友学園との関係性についての稲田防衛相の答弁は迷走し、本会議で謝罪する羽目に。さらに、学園との関係性は安倍首相にも飛び火。安倍首相は森友学園問題をどう収拾させるつもりなのか?
焦りや苛立ちが見える安倍首相だが、内政でごたごたしている場合ではない。金正男氏暗殺やミサイル発射で北朝鮮情勢の緊迫度は増すばかり。韓国も朴槿恵氏弾劾で、今後の情勢が読めない。
この内憂外患状態を安倍首相はどう乗り越えるのか?自民党の伊藤達也・元金融担当大臣と平沢勝栄衆院議員に問う!


3月23日(木)
「覚悟を持って明るい老後の住まい選び」

メインキャスター:生島ヒロシ
ゲスト:市原 俊男(全国有料老人ホーム協会 理事長) / 泉 麻人(コラムニスト)

定年退職を迎えて第2の人生を歩み始める、春。
豊かな老後を迎えるために、ふと立ち止まって考えてしまうのは、"終の棲家"のこと。ためらう一歩を踏み出すために必要な「覚悟」とは?
分譲か、賃貸か?都会か地方か?子供たちとの同居か別居か?多くの選択肢の中からたった一つを選ばなければならないという、大きな決断。
しかし、それは、少しでも早く、少しでも元気なうちに選んだほうが有利なことが多いという。
「アーンして むかしラブラブ いま介護」これは、全国有料老人ホーム協会が選考している「シルバー川柳」の一句。そんな名作の数々を縦糸に、理想のセカンドライフの過ごし方と住まい選びについて、徹底検証する。


3月24日(金)
「古都・奈良の歴史観光戦略」

ゲスト:荒井 正吾(奈良県知事)

1300年の歴史を誇る古都・奈良。いまも県内は世界遺産に囲まれ国宝・重要文化財の建築・仏像が数多く残されている。日本の心の故郷とも言える場所であり、誰もが修学旅行などで一度は訪れたこともあるはず。
そんな奈良の魅力を伝える荒井正吾 奈良県知事は歴史をこよなく愛する知事でもある。
今回の対談では奈良の歴史ツーリズムに取り組む知事の姿勢や将来の新幹線を含むリニア構想、また知られざる奈良の魅力について語る。