3月31日  最新技術で甦る江戸時代最後の宣教師

ゲスト:林 良博(国立科学博物館 館長)、篠田 謙一(国立科学博物館 副館長)

2014年に文京区の「切支丹屋敷跡」から3体の人骨が発見された。その人骨の一つが、江戸時代最後の宣教師と呼ばれている「シドッチ神父」の遺骨であると判明した。
その鑑定を行ったのが国立科学博物館だ。シドッチ神父の顔も3Dプリンタを使い復元することができた。
新しいDNA鑑定の方法やコンピューターの進化により300年前の人物を特定することができるようになってきたが、どのようにして鑑定を行っているのだろうか?

また現在、国立科学博物館では絶滅した鳥類「モア」の骨や、恐竜か鳥類か議論を呼んだ「始祖鳥」の化石など約370展を展示した「大英自然史博物館展」が行われている。
その見どころなどと共に国立科学博物館の林良博館長、篠田謙一副館長に聞く。