4月7日  寺島文庫から伝える活字文化と考える力

ゲスト:伊藤 幸人(株式会社 新潮社 取締役)

本が売れなくなってきている。ピーク時の1996年に2兆7000億円あった雑誌と書籍の販売額は、去年1兆5000億円とほぼ半数になっている。
また1991年に全国に2万8000店あった書店が2015年には1万3000店とこちらは半数以下になってしまった。ネットや電子書籍が普及する一方で、活字文化の衰退は止まらない。
しかし本の持つ魅力が失われたわけではない。今回は新潮社の取締役で数々のベストセラー作を生み出した編集者、伊藤幸人さんを迎え、活字文化の必要性や図書館の役割、本はどのように読んだらいいのか?などについて聞く。