第4回  第四番札所 施福寺(大阪)

saikoku33_04.jpg 西国三十三所・第四番札所は、施福寺。大阪府南部の槇尾山の頂き近くにあり、欽明天皇の時代に加古行満が開いた寺。後に真言宗を開く空海もここで出家得度したといわれ、参道には剃髪した髪が奉納されたお堂があるなど、空海ゆかりの史跡もいくつか残されています。本堂には本尊の弥勒菩薩を中心として、左に札所本尊の観音菩薩、そして右には文殊菩薩が立ち、その周りを四天王が守る姿を見ることができます。