第100回  人気の三軒茶屋のもう一つの昭和レトロ顔をめぐる

furari_100.jpg 居酒屋の達人、太田和彦さん。今回は、東京・三軒茶屋を旅します。略して"さんちゃ"はおしゃれな街だというイメージありますが実は、その街並みは今でも昭和の雰囲気を色濃く残してます。
世田谷通り沿いのエコー仲見世商店街を散策しながら、創業70年の豆腐専門店「はたの」へ。さらに、キャロットタワーを横目に目青不動が祀られているお寺・教学院へ向かいます。そして、世田谷線側の入り口、すずらん通りにある創業50年「味とめ」で、いわしも磯辺揚とはばのり焼で昼から軽く一杯。
そして、お目当ての居酒屋巡りへ。一軒目は、駅前の三角地帯にある昭和47年開店の銘酒居酒屋「赤鬼」へ。こちらの店は三軒茶屋を代表する居酒屋とも言われ、日本酒、特に生酒にこだわり、刺身と山菜料理が有名。太田さん、お酒と稚鮎の天ぷら、ふきのとうの天ぷらなど、春ならではの料理を味わいます。続いて二軒目は、魚が美味しく食べられる名居酒屋「うち田」へ入ります。こちらの店ではほとんどの客が刺身を注文するそうで、太田さんも出水のあじ刺しやカニ身とカニみそ炙りを燗酒で堪能します。

<太田和彦さんが訪ねたお店>
大衆割烹 味とめ
東京都世田谷区太子堂4-23-7

銘酒居酒屋 赤鬼
東京都世田谷区三軒茶屋2-15-3

居酒屋 うち田
東京都世田谷区太子堂4-28-6 サダン太田ビル1階

酔鶴
東京都世田谷区三軒茶屋2-9-16