第7回  第六番札所 壷阪寺(奈良県)

saikoku33_07.jpg 西国三十三所・第六番札所は、壷阪寺。眼の病を封じるというご本尊の功徳にあやかり、福祉やインドとの交流にも力を注いでいます。歴史は古く飛鳥時代に遡りますが、明治時代に作られた浄瑠璃「壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)」によって、再び多くの人の知るところとなり、現在に至ります。本尊の観音様だけではなく、大観音石像や大涅槃石像なども見る者を圧倒し、桜や紅葉など季節の彩りの変化も見事です。