第102回  繁栄を極めた北の都・小樽、息づく経済文化と女性が元気な居酒屋の街

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居酒屋の達人、太田和彦さん。今回は、北海道の小樽を旅します。小樽は明治以降、金融機関、船舶会社、商社が進出して北海道経済の中心都市として発展した街です。
まずは、小樽運河沿いをスタートし、日本銀行旧小樽支店など盛隆を極めた当時の建物群を散策します。そして、おたる水族館へ向かい、話題のフーセンウオを見学。昼食は敷地内にある浜の屋食堂で石狩湾を見ながら、にしん焼きでビール。そして、お目当ての居酒屋巡りへ。まずは、サンモール一番街にある小樽屈指の酒屋「小樽酒商たかの」で日本酒を物色し、二階の立ち飲み「隠れ蔵」で気になった日本酒をいただきます。続いては、旬な地元の食材を使った、お造り・創作料理の居酒屋「らく天」で、お酒と揚げ白魚のねぎ和えなどを味わいます。さらにもう一軒、花園銀座商店街に移動し、創業60余年、小樽でも有数の日本酒種類を揃える居酒屋「ふじりん(不二林)」へ。お店おすすめのしゃこ刺身を地酒で堪能するのでした。

<太田和彦さんが訪ねたお店>
日本銀行旧小樽支店 金融資料館
北海道小樽市色内1−11−16

おたる水族館
北海道小樽市祝津3-303

浜の屋食堂
北海道小樽市祝津3-303(おたる水族館施設内)

小樽酒商たかの
北海道小樽市稲穂1丁目1−6

らく天
北海道小樽市稲穂2丁目13-7

ふじりん
北海道小樽市花園1-8-24