第16回  第十四番札所 三井寺(滋賀)

saikoku33_16.jpg 西国三十三所・第十四番札所は、三井寺。天智、天武、持統、三代の天皇の産湯に使われた霊泉が湧くことから「御井」の寺、転じて三井寺と呼び親しまれてきました。また金堂南側の広場には、その音色の素晴らしさから日本三名鐘の一つに数えられる「三井の晩鐘」があります。札所本尊は秘仏とされ、三十三年に一度の開帳と定められていますが、その姿を模したお前立ちはいつでも拝観することができます。その他にも文化財収蔵庫では、狩野光信のふすま絵や、「笠ぬげ観音」などを見ることができます。