第22回  第十九番札所 革堂 行願寺(京都)

西国三十三所、第十九番札所・霊麀山行願寺(れいゆうざんぎょうがんじ)。開祖である行円(ぎょうえん)上人の由緒から革堂(こうどう)と呼び親しまれています。創建当時は御所の西にあり、およそ三百年前に今の寺町通りに移ってきました。行円上人が彫ったとされる本尊は秘仏で、お前立ちの千手観世音菩薩をお参りすることができます。また境内では猫が多く見られ、フジバカマの鉢植えに彩られるなど、趣のあるお寺です。