10月20日  近代史の日本とインド

ゲスト:竹中 千春(立教大学法学部教授)

人口13億人を超えるインドはまもなく1位の中国を追い越し人口世界一になる見通しだ。名目GDPもフランスに次ぐ世界7位、経済成長率も中国をしのぐペースで拡大を続ける。そんなインドは日本にとって将来、巨大な市場となるのは確実だ。政治的にも2014年の総選挙で歴史的な勝利を収め就任したモディ首相の大胆な構造改革や、金融改革などの影響もあって、インド経済は更なる成長が見込まれている。日本の首相も毎年のようにインドを訪れており、先ごろもインドの高速鉄道に日本の新幹線方式が採用され起工式が行われたため訪印。日本とインドの関係は益々深まっている。またインドは日本では昔から天竺として知られる仏教発祥の地でもある。インド経済の実体と近代史におけるインドと日本の関係を立教大学の竹中千春教授に聞く。