第34回 第二十九番札所・松尾寺(京都)
西国三十三所、第二十九番札所・松尾寺(まつのおでら)。"若狭富士"とも呼ばれる青葉山の中腹に建つ、奈良時代の初めに威光(いこう)上人が開いたお寺で、それから千三百年の間、農業や車馬交通の守護仏としてあつい信仰を集めてきました。本尊は西国三十三所でも唯一の馬頭観世音菩薩で、境内には鳥羽天皇お手植えと伝わるイチョウの木があり、宝物殿には快慶作の阿弥陀如来坐像をはじめとする文化財も多いなど、見どころたっぷりのお寺です。
西国三十三所、第二十九番札所・松尾寺(まつのおでら)。"若狭富士"とも呼ばれる青葉山の中腹に建つ、奈良時代の初めに威光(いこう)上人が開いたお寺で、それから千三百年の間、農業や車馬交通の守護仏としてあつい信仰を集めてきました。本尊は西国三十三所でも唯一の馬頭観世音菩薩で、境内には鳥羽天皇お手植えと伝わるイチョウの木があり、宝物殿には快慶作の阿弥陀如来坐像をはじめとする文化財も多いなど、見どころたっぷりのお寺です。