第1話  

sand_01.jpg 朝鮮時代後期。清との国境に近い義州で生まれたイム・サンオクは、父が果たせなかった夢、訳官を目指していた。ある日、ひょんなことから松都の大商人集団、松商から、清国商人と朝鮮人参の取引する通訳を頼まれ、鋭い観察力と優れた商才でその取引を成功させ、松商の大行首タニョンを驚かせる。そんなある日、訳官をきっぱり諦めた父が突然家族の為に商売を始めたいと打ち明ける。