2月23日  平昌五輪後の南北朝鮮問題

ゲスト:下斗米 伸夫(法政大学経法学部教授)、柯 隆(富士通総研主席研究員)

平昌オリンピックでは、南北朝鮮の合同選手団が開会式で入場行進、アイスホッケーでは合同チームを結成。また三池淵管弦楽団の公演や、いわゆる美女応援団が話題を呼んだ。
そんな中、北朝鮮の金正恩委員長の妹・金与正氏と序列ナンバー2の金永南氏が開会式に出席。その後、文在寅大統領との会談も行われ、南北融和ムードが一気に高まってきた。これまで結束してきた日米韓3カ国の関係にも影響を与えることは間違いない。
かたや北朝鮮に大きな影響力を持つ、中国の習近平政権とロシアのプーチン政権は、この流れをどう見ているのか。そして五輪後、融和は続くのか。ロシアの専門家・下斗米伸夫氏と中国の専門家・柯隆氏に聞く。