第29話  

sand_29.jpg 使節団の遠征で巻き返しを図ろうとした湾商だったが、朝廷から救援米事件の責任を問われ、使節団から外されてしまう。資金が回らなくなった湾商都房ホン・ドゥクチュは、湾商をたたむ決心をし、サンオクの身を柳商大行首ウ・ヨランに託す。1年後、柳商に引き取られたサンオクは、行商人として全国を周っていた。柳商でもサンオクの商才は認められ、大行首ウ・ヨランはサンオクを燕京への遠征に誘うが、サンオクは湾商復活のために義州に戻らせてほしいと言う。