第42話  

sand_42.jpg 燕京に戻ったサンオクは人参の値を下げるどころか150両に上げる。しかも、松商や京商の人参まで買い入れる。正気とは思えないサンオクの行動に、薬材市の開催を教えてくれたワン商人までがサンオクの説得にやって来るが、サンオクの態度は変わらない。ついに清国産の紅参が40両という安値で薬材市に売り出される。薬材市も終盤となり、誰もが湾商は人参を売却できないだろうと思っていた矢先、サンオクはまた驚きの行動に出る。