第9話  

BQ_09.jpg "イ・ハジン!"――通りの向こう側にいる彼女に向かって、ドユンは思いきり叫んだ。しばし動きを止めたものの、ドユンに気が付くことなく車に乗り込み、その場を立ち去るハジン。ドユンは必死で彼女のあとを追いかけるが、見失ってしまう。その頃、LK本社の社長室では、ファランがテユンを昇進させるどころか、平社員に降格させたドユンに腹を立て、抗議の声を上げていた。