4月2日~6日

4月2日(月)
「大揺れ!どうなる安倍自民 岸田政調会長を直撃」

ゲスト:岸田 文雄(衆議院議員 自民党政務調査会長)

内閣支持率が急落し、安倍首相の総裁3選が不透明さを増す中、がぜん注目なのが岸田文雄自民党政調会長だ。自身の総裁選出馬について、岸田氏は慎重な姿勢を取り続けるが、果たしてその胸中は?"ポスト安倍"のキーマン、岸田氏をスタジオに招き、森友問題をはじめ、今後の消費増税や財政再建、アベノミクスの評価などについてうかがう。さらに、米朝対話が実現しつつある今、トランプ政権や北朝鮮情勢をどう見ているか、前外務大臣としての意見を聞く。


4月3日(火)
「天皇執刀医・天野篤氏 進化する高齢者手術とは?」

ゲスト:天野 篤(順天堂大学医学部教授 / 順天堂医院院長)

天皇陛下の心臓冠動脈バイパス手術の執刀医として、一躍注目を集めた天野篤教授。その手術数は7000超。難関手術を成功させるその腕は、「ゴッドハンド(神の手)」とも称される。順天堂医院の院長としても3年目。手術をやりながら、管理者として組織作りの強化と人材の育成にも奮闘する日々だ。いま日本は、団塊世代が75歳以上となり、医療費が急増する‟2025年問題"が目前に迫る。患者を守り、医療の質を維持するための哲学とは何か。高齢化時代の‟ニッポン医療"の未来を天野氏に聞く。


4月4日(水)
「混乱国会、安倍政権の責任は?公明党・山口代表に問う!」

ゲスト:山口 那津男(公明党代表)

森友学園に関する決裁文書の改ざん問題で、混乱が続く国会。佐川氏の証人喚問が済んでも、収束は見えない。内閣の支持率は低下の一方だが、野党の支持率が上がっているわけではない。つまり、国民は与党の自浄能力に期待しているのではないだろうか?だとすれば、注目されるのは自民党と連立を組む公明党だ。文書改ざん問題でも、公明党は実態解明のため政府を揺さぶり続けた。また、今国会の重要法案であった働き方改革関連法案やIR法案でも、存在感を示している。去年の総選挙で、得票数も議席も減らし、来年の地方選挙に向け危機感を持っているからといわれるが、その狙いは?山口那津男代表に問う。


4月5日(木)
「中朝急接近で、どうなる朝鮮情勢?」

ゲスト:李 相哲(龍谷大学社会学部 教授)、鈴木 琢磨(毎日新聞部長委員)

世界を驚かせた北朝鮮・金正恩党委員長の突然の中国訪問。この突然の訪問と習近平国家主席との会談はどのように決められ、そこでは何が話されたのか?韓国の統一省は「北朝鮮と中国の関係改善は望ましい兆候だ」との考えを示す一方で、「南北や米朝の首脳会談に先をこされた複雑な心境」をにじませる韓国政府の関係者や、関係が冷却していた中朝が急接近したことに対する警戒論も出ている。
会談で「朝鮮半島の非核化の実現に力を尽くすのは、我々の変わらない立場。米韓両国が善意で我々の努力に応え、平和的な雰囲気を作ることで問題は解決できる」と発言し、非核化に向けて積極的に取り組む姿勢を表明したと伝えられる金正恩委員長。 この会談と発言の北朝鮮側の狙いは何なのか?
そして、これまであまり明確な態度を示してこなかった中国がこの会談を持ったことは、朝鮮半島問題で重要な役割を果たす意欲の表れであり、南北、米朝の両首脳会談を前に、中国も当事者として関与していく姿勢を示したとも言えるだろう。
中朝の狙いと、日米韓の対応は? 北朝鮮問題の専門家2人が読み解く。


4月6日(金)
「新社会人に贈ることば」

「今日の勘どころ」のコーナーでは、先月行われた中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩委員長との中朝首脳会談の背景を探る。そして、今後行われる日米、南北、米朝の首脳会談での焦点は何か語る。
メインコーナーでは新年度入りに際して、いつものような対談ではなく、新社会人に対して寺島氏から、いま一番心がけておかなければならないこととは何か、何の為に働くのかなどについて語る。