第2回  ベトナム×カンボジア『国境に住む少数民族の驚きの暮らし!』

国境ハンター:江頭ゆい

世界の国境を歩いてみたら・・・ 日本から約6時間。ベトナム・ホーチミンに到着すると急速に経済成長を続ける国家の熱気に圧倒される。「昇竜」とも称されるベトナムの「今」を目の当たりにする国境ハンター江頭ゆい(タレント)。さっそくカンボジアとの国境の街・モクバイに向かって歩いてみると、隣国と行き来する大量のトラックやバイクが!人・モノ・カネが集中し、数年前までは野原だった場所が見違えるように発展を遂げていた。なんとそこにはカジノまで...。国境ハンターはさらに南下し、次なる国境の街・チャウドックへと向かう。東南アジア最大の河川・メコン川下流域はベトナムでいくつもの支流に分かれているため「九竜」とも呼ばれる。川を渡るのも一苦労だ。車ごとフェリーに乗って国境を目指す。ようやく到着したチャウドックでは、国境を「歩く」...ではなく「船」で移動。そこでメコン川の上に家を建てて住む水上生活者の暮らしを目撃する。そこには発展を続けるベトナムの光と影が...。さらに国境を歩いてみると、この地に古くから暮らす少数民族・チャム族の女性たちの姿が。雨季、増水するメコン川に流されないように、このダーフック村の家屋はみな高床式だ。国境ハンターは、国境沿いのベトナム少数民族としばし暮らしを共にした後、その先にある川の国境を越えカンボジアに入った。そして現地の人々の語る「国境」観に、国境ハンターはある気づきを得るのだった...。