第6回  徳川吉宗&水戸黄門 通説とは違う時代劇のヒーロー

徳川吉宗と水戸黄門。時代劇のヒーローのゆかりの地を訪ね、知られざる足跡、素顔に迫る。

一人目は江戸幕府中興の祖として名高い徳川吉宗。彼が将軍に就任する前、紀州藩主として数々の改革を執り行っていた。なぜ彼は多くの改革を断行することが出来たのか?それは父であり二代藩主である徳川光貞の影響があった!吉宗が生まれ育った紀州を巡り、直筆の書状を発見。そこに書かれていた吉宗の真の姿とは?さらに世界遺産に指定された熊野古道や温泉地・南紀白浜など吉宗にゆかりの深い紀州の魅力も余すところなく伝える。

二人目はドラマでおなじみ、"水戸黄門"の名で知られ、徳川将軍御三家のひとつ、水戸藩の第2代当主・徳川光圀。日本人にとってなじみ深い歴史上の人物の素顔とは?戦国の世が過ぎ、武力による政治からそれに頼らない政治へと時代が変貌していく中、250年もの歳月をかけて完成した歴史書「大日本史」編さんに込められた思いとは?梅で有名な偕楽園のある茨城県・水戸市を取材。街の魅力とともに知られざる"水戸黄門"の生涯を紐解く。印籠や甲冑が展示されている徳川ミュージアムや常磐神社、光圀ゆかりの場所を訪れるほか、「光圀伝」の作者・冲方 丁さんも出演し、水戸黄門を語る。