6月11日~15日

6月11日(月)
「日本は!?米朝会談前夜」

ゲスト:衛藤 征士郎(自民党 衆議院議員 / 日朝国交正常化推進議員連盟 会長)、田中 均(日本総研国際戦略研究所 理事長)

世界が注目する米朝首脳会談。米国と北朝鮮が国交正常化に向けて動き出した場合、日本が取り残されるとの懸念も聞かれる。
米朝会談に先立ち、トランプ大統領と会談した安倍首相は、拉致問題について「最終的には金委員長との間で解決しなければならない」と日朝首脳会談への意欲を示した。一方、北朝鮮は「拉致問題は解決済み」との姿勢を崩していない。
拉致問題だけではなく、賠償問題など日朝関係には多くの課題が立ちふさがる。国交正常化への糸口は?


6月12日(火)
「国政影響の新潟知事選 野党に衝撃で与党は安ど」

ゲスト:平沢 勝栄(自民党 衆議院議員)、長妻 昭(立憲民主党 衆議院議員)

与野党激突で「天下分け目の決戦」と位置付けられた新潟県知事選。与党が推す候補の勝利で、選挙で負けなしの安倍首相は、秋の総裁選、来年の参院選に弾みをつけたいところ。一方の野党は、衆院6小選挙区のうち野党系が4勝の地域なだけに今後の野党共闘に課題を残した。"新潟決戦"の結果は、国政にどんな影響を与えるのか。政局の行方を与野党議員に聞く。


6月13日(水)
「米朝首脳会談の裏のウラ」

ゲスト:武藤 正敏(元在大韓民国特命全権大使)、春名 幹男(国際ジャーナリスト)

史上初、世界中が注目した米朝首脳会談が閉幕。トランプ大統領と金正恩委員長の間で、何が交わされたのだろうか!?
北朝鮮の後ろ盾となった中国の影響。アメリカの諜報機関であるCIAの前長官・ポンペイオ氏が国務長官となったアメリカの事情。そして日本の影響力は?
史上初の米朝首脳会談の裏のウラを、東アジア情勢に通じる、元在大韓民国特命全権大使の武藤正敏氏と、諜報の世界に詳しい、国際ジャーナリストの春名幹男氏が解説する。


6月14日(木)
「仮想通貨は今・・・ その正体と未来」

ゲスト:大槻 奈那(マネックス仮想通貨研究所 所長)、岩村 充(早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授)

今月4日、SBIホールディングスの子会社が仮想通貨の取引サービスを開始した。このほか、みずほFGでは2020年を目途に円と等価交換可能な独自の仮想通貨の開発を進めているほか、SMBCや三菱UFJも仮想通貨技術、ブロックチェーン技術の検証などに投資を始めている。
コインチェックによる「NEM流出事件」以降、各国の規制動向に伴い下落傾向にあるにもかかわらず、なぜ、メガバンクまでもが力を入れて、仮想通貨市場開拓の模索に取り組んでいるのか。「今さら聞けないイロハのイ」から始めて、仮想通貨の未来を探る。


6月15日(金)
「好調な世界経済に潜む不安とリスク」

ゲスト:白井 さゆり(慶應義塾大学総合政策学部 教授)

4月に発表されたIMF(国際通貨基金)の経済見通しは依然として好調が維持され、アメリカや欧州は上方修正された。
しかしアメリカも金融政策の引き締めが続き、金利も上昇するなど不安要素が広がってきている。また新興国では景気の減速懸念も出てきている。
そしてトランプ政権による鉄鋼などへの関税引き上げに対して、各国が報復関税を課すことを決めるなど、アメリカ対世界各国の貿易戦争はますます激化してきた。
世界経済はこのまま好調を維持できるのか?慶應義塾大学の白井さゆり教授に聞く。