第10回  アフリカゾウの生涯 エコーの物語

discoverychannel-museum_10_01.jpg Credit: Discovery Communications

アフリカの雄大な自然の中、たくましく生きるゾウたちの日常を追う。

ケニア共和国アンボセリ国立公園には1500頭のアフリカゾウが生息している。58の群れはアフリカ最高峰キリマンジャロを水源とする泉を水場としている。ゾウはメスが率いる群れで行動するが、どのゾウにも人間と同じように個性があり、それぞれの物語がある。

メスのエコーは、ケニアのアンボセリ国立公園で30年以上にわたってアフリカゾウの群れを率いてきた。9か月にわたる深刻な干ばつ。食料をめぐっての群れの分裂。そして、マサイの人々との対立。これは、命を懸けて群れを守る"偉大な母親ゾウ"エコーの物語であり、困難に直面しながらもたくましく生きる、ゾウ達の物語である。