第7回  ノルウェー×スウェーデン『世界一幸せな国境のリアル』

国境ハンター:江頭ゆい

世界の国境を歩いてみたら・・・ 国境ハンター、江頭ゆいが北欧ノルウェーとスウェーデンの国境へ。実は、ノルウェーとスウェーデンは、今年の「世界経済フォーラム」(WEF)の総会で、「世界で最も国民にとって優れた国」ランキングの1位・6位に選出された国。言い換えればそこは、"世界一幸せな国境"!一体何が幸せなのか!?...それを調べるために、江頭が国境に暮らす様々な人や文化をハントする。
南北1600kmに及ぶ壮大な国境を自由に旅するため選んだのはレンタカー。大自然広がる森の国境線を自由にドライブすると、至るところに黄色い謎の石塚と、明らかに人が木を伐採して造り上げたまっすぐな国境線を発見。来るものを拒むように雑草が生い茂り、車で通れるような道ではないが...、辺りの景色を変えてしまうほどの壮大な国境線...その謎は旅をして行くうちに明らかに!そこには世界史に埋もれた衝撃の事実があった!
さらにその国境線には、陸地で繋がる国ならではの最新鋭の税関があった。実は、EU非加盟国のノルウェーと加盟国スウェーデンには、島国・日本では考えられないルールが存在していた。違法ドラッグはもちろん、お酒やタバコの密輸入を防ぐ税関職員の活動にも密着!国民の幸せを守るために、犯罪と戦う彼らは、一体何に幸せを感じているのか!?
そして、国境の舞台を北に進めると、景色は森林から雪の残る広大な岩山に一変。そこには北欧古来の民族衣装を身にまとった原住民の暮らしが今尚、残っていた。世界中で熱狂を持って迎えられたディズニー映画「アナと雪の女王」のモデルにもなったという北欧の先住民族"サーミ"。国境沿いをトナカイとともに移動しながら暮らす彼らにとって国境の存在とは?国境の歴史とともに築いてきた彼らの過去に迫る。
そして番組初、国境線と北極線の交差する場所へ!車では行けない過酷な道のりを経て辿り着いた地球規模の絶景とは...!?
ガイドブックにはない国境を旅したからこそ出会えた、知られざる絶景が盛りだくさん!幸せに満ちあふれた大自然の中の国境ハント、見れば心温まること請け合いの2時間!